IPS e.max の主成分であるニケイ酸リチウムは曲げ強度 360~400MPa を有するセラミックス材料で、単体で歯冠を製作した場合には非常に高い耐久性を持つ素材です。
(プレステクニックのオールセラミックス)
築盛された酸化ジルコニウム修復物の欠陥は、築盛用陶材の強度(80~12MPa)が弱いことです。
1000MPaの強度を持つジルコニアフレームが破損しなかったとしても、レイヤリングされた陶材が剥がれることは、結果的に修復物自体の破損となります。
(従来のジルコニアコーピング(内冠)のオールセラミックス)
ニケイ酸リチウムだけで製作された場合、修復物全体が 360~400MPa の強度を有し、長期間の咀嚼運動にも耐えられます。
(メタルボンドの強度は、80~120MPa。約4倍の強度です。)
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